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2016年07月20日

和菓子より洋菓子、舅の満足度アップには肉・加工品、酒も

姑舅がもらいたい『帰省の手土産』調査レポート

 株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎)が運営する、秘書のためのサポートサイト「こちら秘書室」(http://secretary.gnavi.co.jp/)は、帰省の手土産の実態を調査・分析しました。調査の主なポイントは以下のとおりです。

調査結果ポイント
■嫁婿が思うより、姑舅は帰省の手土産に満足している
■帰省の手土産の平均価格は2,633円。希望価格2,373円より260円上回る
■気遣っている・気遣ってほしい点の1位は「味」、気遣ってほしい点には「添える言葉」も
■持って行った経験のある手土産1位は和菓子、もらったら嬉しい手土産1位は洋菓子
■もらったら嬉しい手土産1位は姑・舅とも「ケーキ」が1位、舅は「日本酒」が上位
■「別のものがよかった」と思っているのは、姑より舅。舅はワインにも興味
■もらったら嬉しい手土産、北海道・東北は「魚介・加工品」、西日本は「まんじゅう」も人気

 配偶者の実家に帰省する際、手土産を持参する人は90.7%と多くの嫁婿が帰省時に手土産を選んでいます。そんな中、実際に持って行っている手土産は姑舅に喜ばれているのか?姑舅が喜ぶ帰省の手土産は何なのか?など実態を把握するため、嫁婿と姑舅にそれぞれアンケート調査を行いました。
 結果、多くの姑舅は現状に大変満足しており、どんなものでも嬉しい、孫に渡してもらえたら嬉しいなどの意見が寄せられました。一方、「空港の土産屋で売ってる菓子で、ありがたくない」「高価だが、羊羹は苦手という意見もある中で、ぐるなびでは、姑舅の傾向を読み解き「こちら秘書室公認『接待の手土産2016』」から今年の帰省に最適な手土産を紹介します。

【調査概要】 
 ■調査日:2016年7月1 日~ 4日
 ■調査方法:インターネット調査
 ■調査対象: 20代以上の男女
  【嫁婿】既婚/本人が配偶者の実家に帰省することがある/配偶者の実家への帰省時、手土産を持っていくことがある 
  【姑舅】非同居&既婚の子あり/子どもが夫婦で帰省することがある/帰省する子どもと配偶者が手土産を持ってくることがある
 ■サンプル数: 嫁婿 1,000サンプル 姑舅 640サンプル  


①嫁婿が思うより、姑舅は帰省の手土産に満足しているという結果に!!

■あなたが配偶者の実家へ持っていく手土産について、配偶者の実家ではどのように感じていると思いますか(複数回答、n=1,000、対象:嫁婿)、帰省してきたお子さまとその配偶者からの手土産について、総合的にどう感じていますか。(複数回答、n=640、対象:姑舅)

 持参した手土産について「とても喜んでくれていると思う」と感じている嫁婿は35%に留まりましたが、実際に受け取った姑舅は70%が「とても嬉しい」と回答し、嫁婿が思う以上に姑舅は帰省の手土産に満足しているという結果になりました。姑と舅では、姑のほうが「とても嬉しい」と感じている割合が7.9ポイント高く、「あまり嬉しくない」と回答している人は、舅のほうが0.7ポイント高いことがわかりました。

②手土産の平均価格は2,633円、手土産の希望価格は2,373円

■配偶者の実家へ持っていく手土産として、妥当な金額は(複数回答、n=1,000、対象:嫁婿)、帰省してきたお子さまとその配偶者からの手土産として妥当な金額は(複数回答、n=640、対象:姑舅)

 嫁婿が配偶者の実家への手土産として実際に使っている金額は平均2,633円、姑舅が手土産の価格として妥当と考えている金額は平均2,373円と、実際の金額が妥当金額を260円上回りました。性別でみると、嫁の平均は2,509円、婿の平均は2,756円と婿が嫁を上回る結果に。姑が妥当と思う金額の平均は2,224円、舅の平均が2,523円とこちらも男性が女性を上回りました。地域別にみると、北海道・近畿在住の姑舅は全体に比べ3000円以上の手土産を希望する割合がやや高く、5000円以上が妥当と考えている割合が他のエリアに比べて高いのは中国・四国地方でした。

③気遣っている・気遣ってほしい点1位は「味」、気遣ってほしい点には「添える言葉」も

■帰省の手土産で気遣っているポイント(複数回答、n=1,000、対象:嫁婿)、帰省の手土産で気遣ってもらえていたらうれしいポイント(複数回答、n=640、対象:姑舅)

 嫁婿が気遣っている割合より、姑舅が気遣ってもらえたら嬉しいと感じている項目は、洋菓子・和菓子などの「ジャンル」、「購入場所がかぎられている」「地域の名産品」「季節にあったもの」「添える言葉」などが挙がりました。過去に嬉しかった「添える言葉」について自由回答で、「結婚記念日にメッセージつきでケーキをプレゼントしてもらった。今までの感謝の手紙も読んでくれた」(兵庫県/56歳男性)、「子供の配偶者から、初めて『お父さん、どうぞ』と言われながら渡されたとき」(栃木県/68歳男性)などの意見がありました。

④持って行った経験のある手土産1位は和菓子、もらったら嬉しい手土産1位は洋菓子

■配偶者の実家へもって行ったことがある手土産(複数回答、n=1,000、対象:嫁婿)、子供とその配偶者からもらったらうれしい手土産ジャンル(複数回答、n=640、対象:姑舅)

 配偶者の実家に持って行ったことのある手土産ジャンルの1位は和菓子、一方、もらったら嬉しいジャンルは洋菓子という結果になりました。持って行ったことのある手土産は、「まんじゅう」「クッキー類」「その他焼き菓子(マドレーヌ・フィナンシェなど)の順で、もらって嬉しい手土産の詳細は以下

⑤もらったら嬉しい手土産1位は姑・舅とも「ケーキ」が1位、舅は「日本酒」が上位

■帰省してきた子供とその配偶者からの手土産で、もらったらうれしいと思うものは?(複数回答、n=640、対象:姑舅)

 帰省してきた子供とその配偶者からの手土産で、もらったらうれしいと思うものの1位は姑舅ともに「ケーキ」。姑の2位はマドレーヌやフィナンシェなど「その他焼き菓子」3位には「まんじゅう」が選ばれています。一方、舅の2位は「日本酒」で3位に「肉・加工品」がランクイン。自由回答でこれまで嬉しかったエピソードとして「夫の好きなバームクーヘンは、今流行りの柔らかいものではなく、昔ながらの製法で作られたものです」(神奈川県/53歳女性)、「石川限定で売っているお醤油。色々なものに使えるけど、やはり魚にあうかなという話で、グッときましたね」(京都府/60歳女性)、「山口県のお土産で、ちくわがとても味があっておいしかった。関東ではない代物でした」(埼玉県/65歳男性)、「本場ドイツで修業した職人のソーセージを持って来てくれた」(神奈川/67歳男性)、「東京でしか手に入らない限定のケーキを箱にいっぱい持ってきてくれたこと」(愛知県/67歳男性)などの意見が挙がりました。

⑥「別のものがよかった」と思っているのは姑より舅。舅はワインにも興味

■「せっかくなら別のものがよかった」「もらっても困ってしまった」と思うことはありますか。(複数回答、n=640、対象:姑舅)
■帰省してきた子供とその配偶者からの手土産で、もらったらうれしいと思うものは?(複数回答、n=640、対象:姑舅)

「別のものがよかった」「もらっても困ってしまった」と思ったことがある割合は、姑より舅が高く、‘たまに思う’と回答した割合が最も高いのは50代以下の男性という結果になりました。また、前出①の通り、帰省の手土産に「とても満足している」割合が舅は姑より低く、「あまり嬉しくない」と回答している割合は、舅のほうがやや高いことが明らかになりました。一方、嫁婿がこれまで贈ったものと、舅がもらって嬉しいものの差が最も大きかったのは「ワイン」で、次いで「肉・加工品」「日本酒」「魚介・加工品」となっており、今年は舅の満足度を上げるためにも、スイーツ以外の酒・肉・魚の手土産を選んでみるのもいいかもしれません。

⑦北海道・東北は「魚介・加工品」、西日本は「まんじゅう」が上位

■帰省してきた子供とその配偶者からの手土産で、もらったらうれしいと思うものは?(複数回答、n=640、対象:姑舅)

【自由回答】「小田原の蒲鉾」(北海道/64歳男性)、「全国展開していないお店、少量生産、老人の行かないお店のとても美味しいケーキを持ってきてくれて孫たちと食べた」(東京都/75歳女性)、「地元の有名なケーキ屋さんで買ったケーキ」(愛知/63歳男性)「銀座にしかないおいしいクッキーをもらってうれしかったです」(大阪府/63歳女性)、「息子の嫁が、わざわざ銀座の『空也』に出かけて空也餅を買ってきてくれたとき」(岡山県/66歳男性)、「焼酎、鹿児島はもちろんのこと、全国レベルでプレミアムがついているのを持ってきた時」(鹿児島/73歳男性)。

■こちら秘書室お勧め「接待の手土産2016」から帰省の手土産

※地域別お勧めは⑦参照

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ぐるなび「こちら秘書室」編集室

以上

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