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2016年03月05日

中国での日本食調理技術・技能の向上と食材に関する知識普及支援

ぐるなび上海と中国飯店協会、日本食教育事業で連携

 株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎 以下、ぐるなび)の子会社のぐるなび上海(上海市黄浦区)は、2016年3月5日(土)、中国政府公認の飲食店業界団体である中国飯店協会との間で、中国での日本食調理技術・技能の向上と食材に関する知識普及を目的に日本食教育事業を立ち上げる覚書を締結しました。



 中国では、2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、健康志向も高まっていることから富裕層を中心に日本料理の人気が年々高まっています。そのことを受け、2015年5月に、中国飯店協会傘下の日本料理委員会(※)は、①日本食レストラン出店基準の緩和にむけた政策提言、②衛生管理、店舗運営、調理技術等の教育面の支援活動、③日本食文化を広める活動を行う、という方針を決定しました。

 今回の教育事業の立ち上げは、その内の②衛生管理、店舗運営、調理技術等の教育面の支援活動を具体化させるものです。ぐるなび上海は、親会社であるぐるなびのシェフや生産者のネットワークを生かし、日本食調理技術・技能の向上機会や日本食に欠かせない食材に関する知識の提供を行い、中国の日本食調理技術・技能に優れた人材の育成支援を行います。詳細な連携内容につては今後協議して決定します。

※日本料理委員会の執行理事長には、2015年5月に、ぐるなび上海の総経理(社長)の趙剛(読み仮名:ちょう こう)が就任しています。

<今後検討する連携事項>
日本食調理技術・技能の向上支援
 ・日本食の教育教材の制作 
 ・中国の飲食関係者向けの日本食技術研修
 ・日本食に関するセミナー など

食材に関する知識普及支援
 ・日本食材の試食会やプロモーション活動の共同開催

株式会社ぐるなびについて
1996年に飲食店検索サイト「ぐるなび」をインターネット上に開設。詳細なメニュー情報や今日のおすすめ情報等を事前に確認してから飲食店に行くという外食のスタイルを定着させました。総掲載店舗数約50万店(詳細情報掲載店舗数14万9千店)、月間ユニークユーザー5,700万人、会員数 1,382万人(2016年3月発表時点)。

ぐるなびの取り組み
現在、ぐるなびは「世界に誇れる日本の外食文化を守り育てる。そのために食材をも守り育てる」というコンセプトのもと、日本の外食の健全な発展の一助となるべく、レストラン検索サイトの領域を超えて事業を展開。インターネットを使った「オンライン」の力と、営業をはじめとする約1000人の「オフライン」の力を融合し、外食業界の生産性向上に貢献する“情報問屋”を目指し、外国語版ページの強化や食材プロモーション等を含め幅広い事業に取り組んでいます。そのような「いまのぐるなび」を、飲食店編・食材生産者編・生活者編・ぐるなび(情報問屋編)の4つの項目にわけて下記のムービーで紹介しています。
『ぐるなびブランドムービー』
URL:http://www.gnavi.co.jp/company/ir/management/brand_movie.html

ぐるなび上海(中国語名:咕嘟妈咪(上海)信息咨询有限公司)について
ぐるなびの中国における子会社で、2005年11月に上海に設立しました。上海を中心に、飲食店の販促支援と生産者・飲食関連企業の飲食店や生活者に対するプロモーション活動を行っています。【ぐるなび上海HP】(中国語):http://www.gudumami.cn/

中国飯店協会について
中国全土で2万店近くのホテルや飲食店の会員を持つ、政府(国務院 国有資産監督管理委員会)公認の協会組織。主に、中国飲食業界の基準作り、会員企業の国内外上場サポート、中国知名商標の申請、飲食・ホテル研修、業界誌の発行、国際交流等を行っています。
会長:韓 明
【中国飯店協会HP】(中国語):http://www.chinahotel.org.cn/

以上

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