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2011年08月31日

ラーメン情報サイト「ぐるなびラーメン」リニューアル記念

「日本の食文化とラーメンの未来」論文コンテスト 審査結果発表

ラーメンの未来を熱く論ずる

 株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎、以下当社)の子会社である、食の総合的調査研究機関、株式会社ぐるなび総研(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:滝久雄)は、当社運営のラーメン情報サイト「ぐるなびラーメン」の大幅リニューアル(2011/2/3)を記念して、ラーメンを愛するすべての方を対象に、「日本の食文化とラーメンの未来」をテーマとした論文コンテストを実施しました。受賞作品の審査結果を下記にお知らせいたします。

 本コンテストには2011年2月3日~5月31日の募集期間に80編もの応募が寄せられ、10代から70代までの幅広く様々な職業の方にご参加いただきました。ラーメン文化の発展に対する歴史的考察や今後求められるラーメン像、ご自身のラーメンのフィールドワークについてなど多岐に渡っており、ラーメンが日本の国民食として愛され、根強いファンに支えられていることを改めて認識させられるものでした。

 食生活ジャーナリスト・岸朝子氏をはじめとする審査委員の厳正なる審査の結果、優秀賞1編、佳作3編、入選5編を決定いたしました。優秀賞に選ばれたのは、慶應義塾大学大学院生の本間裕二さん、中山大護さん、今村晴彦さんら3人の共同執筆による「ラーメンがつなぐ地域の絆と未来―『みんなの酒田ラーメン考え隊』の活動成果から考える―」です。大学院でコミュニティをいかに活性化させるかについて研究している3人が、研究活動の一環として展開してきた地域活性化の実践活動「みんなの酒田ラーメン考え隊」を通して得た知見を交え、ラーメンと地域活性化に対する今後の課題について論述したものです。
 なお、最優秀賞は該当作品なし、という結果になりました。

当社は、株式会社ぐるなび総研と連携して、今後も、「食」に関する調査・研究を通じて、外食産業、ひいては食文化の発展に貢献してまいります。

【優秀賞に対する審査員のコメント】

審査委員長 岸 朝子(食生活ジャーナリスト)
地域の活性化というのは地域の人が何かしなければならないというのが私の持論ですが、この論文はそれを実践している点を評価しました。
日本各地のご当地ラーメンが世界にも広がると嬉しいですね。

審査員 小山薫堂(放送作家・脚本家)
具体的にフィールドワークが行われ、持論を展開されていました。ラーメンをコミュニティメディア的に捉えているところがあり、これを読んだ他の地域の方がすごく勉強になると思います。今後、もっともっと面白い展開へ発展されることを期待しています。

審査員 古川一郎(一橋大学大学院教授)
マーケティング3.0とは社会的課題についてビジネスを通して解決するという点で従来のマーケティング論を一歩前進させたといえるが、本論文では、まさに地域活性化という社会的課題に地域資源であるラーメンをテコに、若い人が自ら動いて、地域の方と実際に販売に至るまで頑張っている点に共感した。

審査員 石山勇人(ラーメン研究家)
私も大学時代にラーメン研究の公認サークルをつくってこの世界に入ったこともあり、若い方のこうした活動は応援したいですし、こういう人と一緒にやっていきたいと思う作品でした。

【審査結果】

【コンテスト概要】

テーマ:
日本の食文化とラーメンの未来

募集期間:
2011年2月3日~5月31日

応募資格:
ラーメンを愛するすべての方

応募総数:
80編

審査委員:
岸朝子氏(食生活ジャーナリスト)※審査委員長
小山薫堂氏(放送作家・脚本家)
古川一郎氏(一橋大学大学院教授)
石山勇人氏(ラーメン研究家)

【株式会社ぐるなび総研 概要】

英文社名:
Gurunavi Research Institute Inc.

本社所在地:
東京都千代田区有楽町1丁目2番2号 東宝日比谷ビル

URL:
http://gri.gnavi.co.jp

設立日:
2010年10月1日

資本金:
5,000万円

代表者:
代表取締役社長 滝 久雄

事業内容:
食の調査・研究。食生活研究、ICT/WEB技術研究、食品技術研究の3つの研究分野を柱に、「食」に関するさまざまな視点から調査・研究を行い、その成果や提言を広く発信。

以上

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