投資家情報

社長メッセージ

株主・投資家の皆様へ

飲食店を取り巻く経営環境の変化を踏まえ、事業領域を拡大。
独自の事業基盤を最大限に活用し、中長期的な外食産業の活性化と当社企業価値の拡大を目指す。

当社は「日本の食文化を守り育てる」ことを企業使命とし、国内外の消費者および食文化の担い手である飲食店をはじめとする事業者に対しサービスを提供しております。
日本にはそれぞれに個性をもった50万店超の飲食店が存在し、豊かな日本の食文化を形づくっています。しかしその一つひとつに目を向けると、魅力がありながら経営的に厳しいお店もあり、販売力や店舗運営においてはまだまだ強化や効率化の余地があります。また飲食店を取り巻く経営環境は、人口減少・少子高齢化に伴う国内の需要縮小、働き手不足や、消費者のライフスタイルの変化、訪日外国人旅行者の増加など様々な変化が起きており、飲食店は限られた経営資源の中で消費者の多様なニーズに応えていくための努力が求められています。

当社は創業以来、ICTの力と「1000人のサポート体制」と呼ぶ人的な体制を融合した当社独自の事業基盤により飲食店の販売促進支援を中心に事業を展開してまいりました。さらに創業より20年を迎えた2016年には5ヵ年の中期経営計画を策定し、今後の当社の持続的かつ長期的な成長を実現するため、飲食店の経営環境の変化に対応する支援領域の拡大と、飲食店支援に続く収益の柱の確立を目指し食と関わりの深い分野における新規事業の構築に取り組んでおります。

2018年3月期においては、会計や予約・顧客管理などの飲食店業務の効率化を支援するサービスの提供を開始し着実にその導入を進めたほか、外部の企業やサービスとの連携を通じ、国内外の幅広い消費者を飲食店へ送客する仕組みの構築、人材の採用・育成、新規出店・撤退に関するサービス提供にも取り組みました。さらに創業以来蓄積してきた全国の飲食店の詳細情報に加え、1000人のサポート体制による飲食店での成功事例や店舗運営の工夫などの情報収集を強化し、当社独自のデータベースを構築しております。

一方で当社業績は、飲食店が人手不足に起因する販売促進への慎重姿勢を強めていることなどの影響を受け、2018年3月期は減収・減益となり、2019年3月期についても大幅な減収・減益を見込んでおりますが、1000人のサポート体制が飲食店と真摯に向き合い、当社独自のデータベースの活用、外部企業・サービスとの連携などにより飲食店の課題解決や要望をかなえるサービスの拡充と提案を加速することで、早期に再成長の軌道に乗せてまいります。
今後とも外食産業の中長期的な発展に向けて全社一丸となり取り組むことで、当社企業価値の拡大に努めてまいる所存です。株主・投資家の皆様にはより一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2018年6月
株式会社ぐるなび
代表取締役社長

久保 征一郎